「地鶏の刺身って知ってる?」
「何それ?知らない。」
「芋焼酎や黒豚、さつま揚げは?」
「大好き!美味いよね~。」
キッカケは何気ない会話でした。
30年以上、東京で生活し年に一度は鹿児島の実家に帰省していました。上京時にはいつも会社へのお土産として鹿児島空港にある地元の特産品(“さつま揚げ”や“鶏の炭火焼き”等)を買っていました。お土産は想像以上に周りからの評判が良く、いつしか帰省の度に「家族にも食べさせたいから個人的に買ってきて。」という先輩や同僚、友人が増えていました。
『こんなに喜んでもらえるなら何かしらビジネスにできないかな?』 当時はそんな漠然とした気持ちで時が過ぎるだけでしたが、将来的には生まれ故郷の地元鹿児島に何かしら恩返しをしたい、という気持ちは故郷を離れてからもずっと想い続けていました。
コロナ禍が訪れるまでは、、、。